FAQ
Q.錫とはなんですか?
A.錫(すず)は乳白銀色で軟らかく錆びない、無毒の金属です。銀と違って黒ずむことはありません。 錫は水や酒の味をまろやかにするともされ、古来から茶器や酒器として愛用されてきました。
融点=溶ける温度は、231℃と低く、非常に柔らかい金属です。
錫の使用例
ブリキ=鉄に錫をメッキしたもの、果実缶詰に使われています。
青銅=銅と錫の合金
真鍮=銅と亜鉛の合金(スズとは関係ないですが)
鉛入りハンダ=錫と鉛の合金 現在では健康問題、環境問題のため使用を制限されています。
鉛フリーハンダ=錫と銀と銅の合金
函館錫工房では、錫の材料、ハンダともに鉛を全く含まないよう細心の注意を払っております。
Q.錫の毒性は?
A.缶詰に使用されていることからもおわかりのように毒性はありません。
函館錫工房では、鉛の混入を細心の注意を払って防止しております。
Q.錫の手入れ方法は?
A.錫は錆びにくい金属で、銀と違って黒ずむことはありません。
汚れが気になりましたら、歯磨き粉で磨くと光沢が戻ります。
錫は柔らかい金属ですので、硬いものでこすれば簡単に傷が入りますのでご注意ください。
Q.ピューターとはなんですか?
A.ピューター、またはしろめは錫を主成分とする古くからある低融点合金です。函館錫工房では錫91%、アンチモン7%、銅2%のピューターを使用しています。鉛は全く含みません。
純錫と比べて硬いので、強度が必要な部分に使用しています。